TEDMAN

悪運を吹き飛ばし、幸運をもたらすデビル

テッドカンパニーは、1991年、米国C・A州L.Aのトーレンスという街で産声をあげる。
第二次世界大戦以来、戦意高揚の為にさまざまな部隊マスコットが誕生した。その中でも一際異彩を放ったのが「レッドデビル」である。 テッドマンは、このデビルにインスパイアされ、その後タトゥーと化し、アンダーグランドに生きる者達の証しとなった。いつしか、それを刺す 者の邪悪を消し去り、幸運をもたらすと云われ、伝説的な意味付けもされた。かくして現在、そのタトゥーモチーフは、我々のフライト ジャケットやスーベニアジャケットをはじめ、様々なアイテムで活躍する事となる。これも必然であったのだろう。世の巡り合わせの不思議を 感じざるを得ない。

爆烈爛漫娘

妥協を許さない、モノ作りへの執念。

世界のアーティストたちに多大な影響を与えた、北斎、国芳、光琳、応拳、春信.....日本を象徴する巨匠達。この先人達が我々にのこして くれた「日本の財産」。その繊細さや、奥ゆかしさ、無駄を省く間の美学、「粋」「艶」「静」「動」。爆烈爛漫娘のデザイナー”早川修治” は、そんな日本が世界に誇れる美をこよなく愛し、その感性の全てを用いて新たなる息吹を与えるため、巨匠達に挑む。彼の「クリエーターの執念」 は、時に刷り師との限界の攻防戦を繰り広げる。彼がおりなす綿密な繊細さを、刷り師が己の限りを駆使し、折り合ったのが「極限0.3ミリの線」である。 これらの三位一体の技こそが爆烈爛漫娘の真骨頂といえる。

PEAK'D YELLOW

丸くなるにはまだ早い。とんがれ日本人!

Peak'd Yellow= ピークド(とんがった)イエロー(黄色人種)。そんなおぼろげなコンセプトのもと、現チーフデザイナー”早川修二”が、 このレーベルを覚醒させた。「朱に交われば赤くなる」という諺があるように、周りの環境に感化されやすい日本人。そんな日本人の気質にカウンターパンチを浴びせるが如く、デザ インイメージを広げていく。とんがった日本人がデザインする、アメリカンカジュアル。西洋と東洋のミクスチャーカルチャーを具現化するピークドイエローは、”和米カジ”なる新た キーワードを生み出し、絶大な人気を誇る。はだけた着物、全身刺青、かき鳴らすギターと、爆音をとどろかせる鉄馬。デザイナー早川修二の世界から、新たなオリエンタルビューテ ィーが産み出されていく。

BLOOD MESSAGE

精緻を極めたプリントに”神”が降りる

「BLOOD MESSAGE」=「血のメッセージ」。「着る人へ強烈なメッセージを込めたデザインを!」というコンセプトを持つ、まさに強烈なブランド。 タトゥーは体に直接描かれるもの。彫るには覚悟がいるが、その代わりその主張は強烈だ。同様に現代のウェアにも強烈なメッセージボードとしての役割がある。着る 人の個性や主張、メッセージを伝える手段でもある。体からウェアへとキャンバスを移し、着る者の主張を代弁する。それがブラッドメッセージというブランドだ。オー ルド&ニュースクールのアメリカンタトゥーをモチーフにしているが、タトゥー本来と同様、それぞれ意味のあるモチーフを選んでいる。そこには、作り手側から着用者 に対するメッセージも込められている。

ANTI

日常からの解放

伝統的な正装アロハシャツをテーマに、ハワイアン・モチーフを扱いながらも、独自の解釈で他とは一線を画す「アンチ」。アンチ・日常 もたまにはいいだろう。日常生活から精神まで開放し、新たな自分を探したくなるような、南国ムード漂うデザイン。そんな気取らないラフな ウェアーを提案。

粋狂

秀逸な孤高を目指す

エフ商会が手掛ける新たな和柄レーベル。日本中を旅するように、郷土色豊かな新しいモチーフとの出会い。日本人でありながら忘れてし まった、古の物語を現代に蘇らせ、丁寧に、時に大胆に描き出す。ファッションの本流ではなく、支流。秀逸な孤高を目指す、造り手の熱い想い を込め、変幻自在なオリジナルワールドを展開していく